洗い張りのその後
お手入れ 2017年4月8日
呉服のいちこしの山脇寿人です。ご訪問ありがとうございます。
先日、お客様よりお預かりした着物を洗い張りに出してそれが帰ってきました。
見出しの画像の様に反物の状態で帰ってきます。
広げてみますと、お仕立て時の筋も綺麗に無くなっていますし端縫いと言って
ばらばらの生地を行儀よく縫い合わせてあります。
今回は、胴裏を取り替えるので胴裏は洗い張りしていません。
勿論、外した胴裏はそのままお客様にお返しいします。
これで仕立てに回して、出来上がれば新品の状態と変わりません。
着物は、生地さえ良ければ2~3代着続けられるエコなお召し物だと思います。