たつむらの帯をご紹介させて下さい!
ご紹介 2017年11月7日
呉服のいちこし、着物を着て笑顔になる。人作りアドバイザーの山脇寿人です。
ご訪問ありがとうございます。
本日は、たつむらの帯をご紹介させて下さい!です。
龍村美術織物といえば、正倉院裂や名物裂の復元をいちばんに思い浮かべますが、
それ以外にも、常に唯一無二の独創性が発揮された美術織物を生み出しています。
龍村平蔵は、伝統的な西陣にあって、常に斬新な発想と革新的な技法の習得により
新境地を切り開いてきました。
初代龍村平蔵は、従来の帯にはない立体感と色彩にこだわり、糸の性質を利用することで
文様を立体的に現しました。
帯に奥行きと彩りを加えた「高浪織」と、印刷の原理を応用し写実的な文様を織り出すことに
成功した「機械によるゴブラン織」を開発しました。
彼が残した「温故知新を織る」という言葉からは、生涯をかけて取り組んだ「織の美」に
かける純粋なまでの熱き想いを感じ取ることがでると思います。
画像の袋帯は、河西菱つなぎと名付けられた模様にカラフルでポップな配色の
ドットが配されています。ですので、着物が古典柄でもモダンな柄でも花柄でも
合わせられるので1本お持ちになると重宝にお使い頂けると思います。
ご興味のあるお方様は、お気軽にお問い合わせ下さいませ。