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芹沢銈介 先生の「竹に小梅文」額を紹介させて下さい。

ご紹介 2018年2月1日

岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。

着物を着て綺麗になり、ほめられて自然と笑顔になる、

人作りアドバイザーの山脇寿人です。ご訪問ありがとうございます。

本日は、芹沢銈介 先生の「竹に小梅文」額を紹介させて下さい。です。

 

芹沢先生は染色工芸家で東京高等工業学校図案科を卒業後,静岡県立静岡工業試験場,

大阪府立商品陳列所,静岡工業学校に勤務されていました。

1926年頃より柳宗悦と交遊をもち,国画会会員に推されて,民芸運動(→民芸)に参画されました。

日本の型染や琉球の紅型の美に感銘し,型染を和紙に移す技法を創案,

1956年には「型絵染」の重要無形文化財保持者(人間国宝)に指定され、染色,装丁,挿絵,家具の設計など

多方面で活躍し,1976年度文化功労者なられました。

作品は,芹沢先生が寄贈した静岡市の芹沢銈介美術館,大原美術館の芹沢館に多く収蔵されています。

 

画像の額の柄は、当初帯地として染めれてたようで、平成15年豊田市民芸館に於いて芹沢先生の特別展が

開催された折、大阪日本民芸館所蔵の帯地を鑑賞しました。

 

竹の大胆な構図と曲がり具合、葉脈や小梅のおもしろい表現など芹沢ワールドが遺憾なく発揮されています。

もう流通している帯は、ありませんが本場大島や無形文化財の結城などに締めたら、おしゃれの極みだと思います。

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