清水寺「成就院」に行ってきました。
ブログ 2018年2月20日
岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。
着物を着て綺麗になり、ほめられて自然と笑顔になる、
人作りアドバイザーの山脇寿人です。ご訪問ありがとうございます。
本日は、清水寺「成就院」に行ってきました。です。
清水寺「成就院」の特別公開がされていましたので、訪れてきました。
成就院は、清水寺の本坊(住職の住む僧坊)です。
応仁の乱の兵火によって焼失した清水寺を、勧進活動によって
再興した願阿上人(がんあしょうにん)の住房として造られたのがその始まりだそうです。
現在の建物は、1639年(寛永16年)に後水尾天皇の中宮であった
東福門院和子(とうふくもんいんかずこ)の寄進によって再建されました。
幕末には月照(忍向)・信海両上人(げっしょう・しんかいりょうしょうにん)のもとに近衛忠熈、
西郷隆盛をはじめとする勤皇の志士たちが集い、密談を交わした場所です。
今回の公開は、NHK大河ドラマ「西郷どん」の放映に伴う物の様です。
その月照上人と西郷隆盛の衣裳も本邦初公開されていました。
書院背後の霊鷲山(りょうじゅせん)を借景とする池泉回遊式庭園は、手入れが行き届いていて
何時間でもその場に居たくなる様な落ち着ける場所で月夜では、池に月が映ってとても美しいので
「月の庭」とも呼ばれ国の名勝に指定されています。
本坊ですので小さいですが、お庭の美しさなどに感動し特別公開に感謝しました。