「夢染里」の染帯を紹介させて下しい。
ご紹介 2018年2月23日
岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。
着物を着て綺麗になり、ほめられて自然と笑顔になる、
人作りアドバイザーの山脇寿人です。ご訪問ありがとうございます。
本日は、「夢染里」の染帯を紹介させて下しい。です。
最近の着物や帯の柄付は、細かい柄が多くなっています。
細かい柄を集合させて一つの柄に見立てる手法が多い様に思います。
今回の「夢染里」の染帯は、大まえた柄ゆきの品物があり、久し振りに見た気がします。
画像は、菊の模様です。花一輪を帯幅に染めていて大胆で派手に見えますが
地色と共にグレイの濃淡で仕上げていますので柄の大きさより落ち着いた
雰囲気を出しています。
次は、ひょうたんの柄です。何かと思う程の大きな黄土色のひょうたんに大小取り合わせた
5つのひょうたんが染められています。合わせて6つのひょうたんで「無病息災」の願いが
込められていますがこれだけ大きければ神様も目に付くと思います。
最後は、カラーの花の模様です。
カラーの花言葉は、 「華麗なる美」「乙女のしとやかさ」「清浄」ですが、正に華麗に大胆に
カラーがのびやかに染められています。
これだけ大まえたて柄幅があるとお背の高い方が締められると華やかになり
帯がより生きると思います。
「夢染里」展、明後日の日曜日まで開催していますのでお気軽にお越しくださいませ。