たんすから着物を出したらシミが付いていた場合。
きもの110番 2018年3月2日
岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。
着物を着て綺麗になり、ほめられて自然と笑顔になる、
人作りアドバイザーの山脇寿人です。ご訪問ありがとうございます。
本日は、たんすから着物を出したらシミが付いていた場合。です。
汚れが付いたまま長期間保管していると、見えなかった汚れが変色して
浮き出てくることがあります。
時間がたった汚れは、生地に定着している為、通常の丸洗いやシミ抜きでは
落ちない事があります。
そんな時は、薬品などで汚れと一緒に地色も抜き、元の色と同じ色を調合し
塗ってお直しをします。
他にも上から濃い色で染めやリ、箔や刺繍を施して隠す方法もあります。
江戸小紋の様な細かい柄の集合した着物は、塗ったり染めたり、箔や刺繍で
隠せませんので、最初からパールトーン様な加工を施しておいた方が
安心です。
様々なケア方法がありますので、お困りのお方様は現物をお持ちになって
お越し下さい。ご相談は無料ですし、お見積りもお取り出来ます。