丸洗いと洗い張りの違いは?
きもの110番 2018年3月14日
岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。
着物を着て綺麗になり、ほめられて自然と笑顔になる、
人作りアドバイザーの山脇寿人です。ご訪問ありがとうございます。
本日は、丸洗いと洗い張りの違いは?です。
薄汚れてきたら丸洗い、数回丸洗い後は洗い張りを
丸洗いは、きものを解かずに全体洗いする事です。
全体の薄汚れや、袖口・衿・裾周りなどの薄汚れが目立って来たら行います。
長期保存の前にも丸洗いした方が、安心です。
何かをこぼしたなどのシミは、丸洗いでは落ちない事もありますのでその時は
シミ抜きをお勧めします。
また、丸洗いはドライクリーニングと同じ薬品で洗いますので、汗などが気になる時は
汗抜きをお勧めします。
きものを解いて洗うのが、洗い張りです。
頻繁に着て汚れた時や、よく着ている人なら裾回しにスレを発見した時が洗い張りの
目安です。
また、数回丸洗いしたら洗い張りをお勧めします。
丸洗いでは、落ちない汚れや落ち、仕立て替えをすることで布の縫い目に掛る負担や
生地の痛みを防ぐことが出来ます。
丸洗いや洗い張りのご相談、いつでも受け付けていますのでお気軽に
お越し下さいませ。ご相談、お見積りは無料です。
また、お越しいただく前にお電話いただく有り難いです。
℡0564-22-3259までお願います。