家庭で出来る汚れ落としです。
きもの110番 2018年3月25日
岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。
着物を着て綺麗になり、ほめられて自然と笑顔になる、
人作りアドバイザーの山脇寿人です。ご訪問ありがとうございます。
本日は、家庭で出来る汚れ落としです。です。
衿汚れなどの油性の汚れは、ベンジンを使ってお手入れ出来ます。
家庭では、ベンジンを使ったお手入れなら可能です。
衿汚れは、化粧品や皮脂などの油性の汚れなので、ベンジンで落とせます。
コツは、ベンジンをたっぷり使う事です。
専用のシミ取り用ブラシがあると便利ですが、歯ブラシでも代用できます。
衿の部分を平らな台に広げます。
衿の上部を持って生地をのばし、ベンジンを小皿に入れてブラシを浸します。
ブラシにたっぷりのベンジンを含ませ、汚れの周囲に大きく広げます。
ガーゼをベンジンに浸し、衿幅いっぱいに広げて拭きます。
衿を裏返して、ガーゼをベンジンに浸し、衿幅いっぱいに広げて拭きます。
そして、乾かしてください。(ドライヤーを使ってもいいです)
同様に袖口の汚れや、裾の薄汚れもお手入れ出来ます。
まずは、失敗しても惜しくないきものからお試しして、徐々に慣れて下さい。