今週末、「能州紬」展を開催します。
お知らせ 2018年4月16日
岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。
着物を着て綺麗になり、ほめられて自然と笑顔になる、
人作りアドバイザーの山脇寿人です。ご訪問ありがとうございます。
本日は、今週末、「能州紬」展を開催します。です
今週金曜日より日曜日まで当店にて、「能州紬」展を開催いたします。
能州紬は、京都西陣で育った上島洋山氏が能登半島、輪島市に移り住んで
創り出された織物です。(上島氏は、西陣のお召し織元宮階織物にて修行独立されていました。)
目前の海で採れた海草(うみくさ)で下染し後、草木染を施した糸を、絵を描く様に手で織り上げる
独自の手繍織(てすくいおり)が特徴です。
草木染の落ち着きがありながらも美しいその色みは、お日様のもとでは
自然に明るく美しい色に見える、不思議な魅力があります。
化学染料の色とは違い、優しく品があり、長くお召し頂いても飽きの来ない
味わいある色出しとなっています。
上島洋山氏の能州紬の会社「絲藝苑」ではデザインから下絵、草木染による糸染、織まで
全て一貫して行っています。すくい織と言うと、帯で用いられる技法ですがきものでは極稀です。
経糸には、真綿から紡いだ糸と生糸を併用、きもので2000本以上の経糸を使います。
全て手作業の為、織上がりに数カ月、要する事もあり、量産する事が出来ません。
そんな素晴らしい「能州紬」展、お出掛けされたいお方様は、℡0564-22-3259まで
頂きましたらご案内状をお送りいたします。