喜如嘉の芭蕉布のご紹介です。
ご紹介 2018年4月21日
岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。
着物を着て綺麗になり、ほめられて自然と笑顔になる、
人作りアドバイザーの山脇寿人です。ご訪問ありがとうございます。
本日は、喜如嘉の芭蕉布のご紹介です。です。
喜如嘉は山々に抱かれるようにして海に向かって拓(ひら)けた集落です。
大宜味村(おおぎみそん)にはいくつかの集落があるが、やはり大宜味といえば、
芭蕉布で名高いこの喜如嘉が真っ先に思い出される事でしょう。
今でこそ珍重されている芭蕉布ですが、そもそも昔の沖縄の人たちにとっての
「芭蕉布(バサー)」とは慣れ親しんだ普段着でした。
それがいつのころから幻の布と言われるようになり、
現在年間で200反ほどしか作る事が出来ません。
そんな喜如嘉の芭蕉布は、縞柄や格子柄が多いですが今回ご紹介の着尺は
なんと絣柄となっています。
縞や格子と違い絣の柄を作るのは、大変緻密な計算と技術と時間を要します。
当店の「ひとえ・夏物」展では、何年かぶりのお品になりますので絣柄の芭蕉布を
ご覧になりたいお方様は、明日までにお気軽にお越しくださいませ。