宮古上布のご紹介です。
ご紹介 2018年4月22日
岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。
着物を着て綺麗になり、ほめられて自然と笑顔になる、
人作りアドバイザーの山脇寿人です。ご訪問ありがとうございます。
本日は、宮古上布のご紹介です。です。
宮古上布とは、苧麻(ちょま)を原料とする麻織物で15世紀頃から織られていた思われます。
これが藍染めの紺上布として完成したのは1583年琉球の尚永王に献上された
「綾錆布(あやさびふ)」が記録に残る最初のものです。
織る際に「絣あわせ」という細かい作業の上に糸が切れないように細心の注意を払うので、
大変疲れて時間もかかります。熟練した人で一日20~30センチくらいしか織れません。
ですので、織りだしてから30日~40日は掛り、糸を取り始めてからは5~6カ月掛ります。
柄によっては、1年以上掛る物もあるようです。
今回の宮古上布は、藍色をベースに深海色の経縞と白絣で宮古上布では
珍しい大変モダンな柄付けになっています。
そんな宮古上布をご覧になりたいお方様は、本日まで展示していますので
お気軽にお越しくださいませ。