越後おぐに「くるまや」工房謹製、柿泥染夏布のご紹介です。
ご紹介 2018年5月25日
岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。
着物を着て綺麗になり、ほめられて自然と笑顔になる、
人作りアドバイザーの山脇寿人です。ご訪問ありがとうございます。
本日は、越後おぐに「くるまや」工房謹製、柿泥染夏布のご紹介です。です。
おぐには、小千谷市に隣接した農村地域で、昔は養蚕が盛んに行われていた土地でもあります。
そんなおぐにで50年以上前より小千谷紬や小千谷縮の生産を手掛けたのをはじめ、
今では自前の染色場で大部分の糸染め、媒染、蒸し、乾燥等を行います。
昔ながらの手作業で、伝統技術を受け継ぐ一方で工房独自の色出しや、
草木染めの試験を行いながら常に新しいもの作りにチャレンジされています。
「くるまや」さん独自の「柿泥」は、柿渋をひとかせ・ひとかせ(糸の束)丹念に付け込
天日のもとで長期にわたり太陽の恵みを沢山受けて、丈夫な糸を作ります。
おぐにの天然地下水には豊富な鉄分が含まれており、この天然地下水で柿渋染めの糸を媒染すると
天然染料の柿渋と天然地下水でしか出すことの出来ない自然でまろやかな鉄紺色となります。
そんな鉄紺色の糸を、越後上布の織技法を取り入れた夏の小千谷紬は適度なシャリ感と
鉄紺色の濃淡で縞模様が織り出されていて、お召しになれば夏の白い襦袢地が透けますと
いかにも涼しげな涼感を呼ぶきものになります。
この越後おぐに「くるまや」工房謹製、柿泥染夏布をご覧になりたいお方様は
お電話いただいたの後にお越し下さいませ。
℡0564-22-3259です。