岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。
着物を着て綺麗になり、ほめられて自然と笑顔になる、
人作りアドバイザーの山脇寿人です。ご訪問ありがとうございます。
本日は、5月のコーディネート。芭蕉の葉柄の染帯を色々なきものに合わせみる。です。
今月18日に投稿した芭蕉布柄の染帯(その時の記事はこちらをご覧ください)に
4っ日前より一昨日までに投稿した、3種類のきものを合わせてみました。
どの取り合わせ方が、お好みでしょうか?
まずは、越後おぐに「くるまや」工房謹製、柿泥染夏布と合わせてみました。
深海のブルーを連想する地色に織で縞模様を表わしている夏布
素材感や色の取り合わせなども当店好みです。
色白のベッピンさんにお召しいただきたいですね。
本場琉球かすり夏着尺と合わせてみました。
こちらの取り合わせも良いと思います。
縦縞ですが途切れ途切れなっていますので粋っぽさが出ずに爽やかな印象を
持ちます。40~50歳代のきれいな奥様にお召しいただきたいと思います。
最後は、穂高天蚕糸使用伊那紬、夏着尺です。
上記2点よりも取り合わせが良くありません。
きものの色目と帯の色目がアンバランスですし帯の主張が強くて、
きものの柔らかい優しい雰囲気とは、少し違う様に思います。
あなたは、どの取り合わせがお好みでしょうか?
帯〆や帯揚げなどの小物で雰囲気も違ってきますし、お召しになる方の
個性もありますので参考にしていただきましたら幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。