大徳寺黄梅院での展示会のご案内。
ご紹介 2018年5月31日
岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。
着物を着て綺麗になり、ほめられて自然と笑顔になる、
人作りアドバイザーの山脇寿人です。ご訪問ありがとうございます。
本日は、大徳寺黄梅院での展示会のご案内。です。
大徳寺黄梅院とは、永禄5年(1562)、当時28歳の織田信長が初めて上洛した際に、
父・信秀の追善菩提のために小庵「黄梅庵」を建立したことに始まります。
本能寺の変によって信長が急逝すると、羽柴(後の豊臣)秀吉がこれを徐々に増築し、
天正17年(1589)に「黄梅院」と改めました。 庫裡、鐘楼、客殿などは小早川隆景が寄進したもので、
鐘楼に使用されている釣鐘は加藤清正が献上したもの、
秀吉の軍旗「千成瓢箪」を象った空池を持つ「直中庭」を千利休が作庭するなど、
桃山時代の戦国大名、文化人と非常に縁の深い寺院です。 大徳寺黄梅院のHPより
そんな大徳寺黄梅院で、美しい光に満ちあふれた着物や帯をご覧いただけます。
ご紹介しますのは、「真・善・美」の精神に貫かれた縫い「刺繍」の重要無形文化財保持者
いわゆる人間国宝の福田喜重先生の着物です。
福田先生は、この世にある美しいものを、絹の光、箔の光、妥協をしない染めにより
着物に写し取られます。それは女性がまとった時に、初めてその本来の美しさを
発揮いたします。衣桁に掛けておくものではなく、ましてたとう紙に大切に包まれて
いるものではありません。
肌に合わせ、帯を結び、お召しいただきその女性を最高に美しく輝かせた時きこそ
本当の「真・善・美」が、おもてに放たれるとおっしゃっておられます。
そんな福田先生の作品に合う帯も展示致します。
ご興味のあるお方様は、℡0564-22-3259「いちこし」まで
お問い合わせくださいませ。