無形文化財・長板藍染、綿絽ゆかたのご紹介です。
ご紹介 2018年6月5日
岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。
着物を着て綺麗になり、ほめられて自然と笑顔になる、
人作りアドバイザーの山脇寿人です。ご訪問ありがとうございます。
本日は、無形文化財・長板藍染、綿絽ゆかたのご紹介です。です。
埼玉県指定無形文化財技術保持者・初山寛氏による、 藍染で長板中型(形)と呼ばれる
伝統的な技法によって染められています。
長さおよそ三間半(長さ6.5m、幅46cm)の樅(もみ)の一枚板に生地を張り、
模様が彫られた中位の大きさ(約40cm角)の型紙を置いて、
藍で染めない部分に糊を乗せて柄を表現する技法です。
何よりも難しいと言われるのは、表と裏別々に糊置きを行い表裏の両面柄がぴったり
合ったことを確認、柄がズレてしまえば、柄がぼやけてしまいます。
その後藍甕(あいがめ)で浸染染め(しんせんぞめ)を行います。
綿絽に白生地に藍1色で染めていますので、見るからに清々しく
涼やかで凛としています。
帯は、ゆかた用の半巾から襦袢を着て夏の名古屋帯を締めれば
夏きものに準じますのでお出掛けのお場所で色々広がります。
注、綿絽生地ですので、昼間よりお召しいただけます。