伊勢赤福の「朔日餅」(ついたちもち)をいただきました。
ブログ 2018年6月8日
岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。
着物を着て綺麗になり、ほめられて自然と笑顔になる、
人作りアドバイザーの山脇寿人です。ご訪問ありがとうございます。
本日は、伊勢赤福の「朔日餅」(ついたちもち)をいただきました。です。
赤福は、創業1707年 (宝永4年)で昭和19年より24年まで戦争で一時休業しました。
平成19年食品衛生法に基づく 菓子製造業禁止処分により休業を余儀なくされたのは
記憶に新しい所です。
しかし300年以上の歴史があり、その製造過程は脈々と受け継がれています。
そんな赤福が、昭和53年より元日は除きますが、毎月朔日に限り
発売されているのが「朔日餅」です。
毎月1日に普段より早く起きて、神宮へお参りする「朔日参り」という
習わしが残っていて、無事に過ごせた1っカ月を感謝し、
又新しい月の無事を願ってお参りをする方をお迎えする為に
作られました。
6月の餅は、「麦秋」と呼ばれる事から、麦刈の季節で
農家にとっては風水害のシーズン前に収穫できる
麦は、有り難い穀物でした。
田植え、麦刈と繁忙期を終えた人々が、豊作感謝の
お祝いに作ったのが「麦手餅」です。
もち麦粉が入った餅生地で黒糖味の餡を包み、上から
香ばしい麦粉をまぶしし、麦の香ばしさを楽しむ素朴なお餅です。
そんな「朔日餅」は、毎月1日に赤福本店で販売しています。
数に限りがありますので、早朝にお出掛けいただくと良いでしょう。