装いの道(株)さんの美容ランジェリー等が危機です。
ブログ 2018年6月25日
岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。
着物を着て綺麗になり、ほめられて自然と笑顔になる、
人作りアドバイザーの山脇寿人です。ご訪問ありがとうございます。
本日は、装いの道(株)さんの美容ランジェリーが等が危機です。です。
旭化成の快適素材ベンベルグ・キュプラを裾部分使用した、夏物・絽の美容ランジェリーです。
すべりが良く、やさしい肌触りが特徴です。
又、抗菌防臭加工がされておりますので、暑い季節に心強いです。
半襦袢と裾よけがワンピース式なので、腹部はすっきり、着崩れも防ぎます。
鎖骨、みぞおち部分には、補正パットが入り、きもの向きの体型に整えます。
丸洗いもOKです。
夏に涼しい、「絽」の素材。
この製品には、旭化成の快適素材【ベンベルグ・キュプラ】を使用しています。
●特徴●
・すべりが良く、やさしい肌触りです。
・静電気が起きにくく、不快なまとわりつきを抑えます。
・ムレやベタツキを抑え、さわやかな着心地です。
出典元、装いの道のオンラインショップ(画像含む)より
お客様より昨年に続き今年も夏物【キュプラ 絽】美容ランジェリーの
ご注文をいただきましたが、昨年4月に「装いの道、株式会社」が民事再生法を
申請したのを境に商品の絞り込み、生産調整を行い商品を選べなくなりました。
和装小物及び呉服を全国の有名百貨店内で販売(60%)するほか、
きもの学院「装道礼法きもの学院」を東京本校ほか全国5校の運営(40%)を行い、
一定の会員の基盤を有して、ピークとなる平成6年4月期には売上高約66億5000万円をあげていた。
しかし、長引く消費の低迷、呉服需要減退に加え、不採算店舗の増加などにより、
28年12月期(決算期変更)の売上高は約19億5000万円に減少。
その後、不採算商品の見直しなどを行い業績回復に向け経費削減などに取り組んだものの、
売上減少に歯止めが掛からず、今回の措置となった。
出典元、2017年4月17日東京商工リサーチより
装いの道さんのお品は、きものを日常的にお召しになられるお方に
根強い人気がありましたが、上記の様な経緯で民事再生法を申請されますと
なかなか思う様に品物を製造出来なくなり、愛好家の方に取りましては、
ご不便をお掛けする事になってしまいます。
呉服業界において、この様にマスセールスでなければ、成り立たないお品は
今後どの様にしていけば、生き残っていけるのか業界一丸となって、知恵をを絞り
助け合っていく事が大切ではないでしょうか?