今月の額、円山応挙の「朝顔狗子図杉戸」。
ブログ 2018年7月27日
岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。
着物を着て綺麗になり、ほめられて自然と笑顔になる、
人作りアドバイザーの山脇寿人です。ご訪問ありがとうございます。
本日は、今月の額、円山応挙の「朝顔狗子図杉戸」。です。
円山応挙は、江戸時代中期~後期の絵師。
近現代の京都画壇にまでその系統が続く「円山派」の祖であり、
写生を重視した親しみやすい画風が特色である。
諸説あるが「足のない幽霊」を描き始めた画家とも言われている。
出典:Wikipedia
応挙が描く犬は、コロコロで何とも言えない
可愛らしさ、お茶目さが出ていて何とも
癒される犬たちです。
この画は、和紙ではなく「杉板」に描かれたもので
その「杉板」も何と、両開きの引き戸なんです。
ですので、もう1枚犬と朝顔の画がありますが
そちらは、朝顔の弦を犬が咥えています。
それがこちらですが、「卑怯なまでの可愛らしさ」と
表現されている方もいらっしゃいます。
「朝顔狗子図杉戸」が今月の額です。