博多献上半幅帯のご紹介です。
ご紹介 2018年7月29日
岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。
着物を着て綺麗になり、ほめられて自然と笑顔になる、
人作りアドバイザーの山脇寿人です。ご訪問ありがとうございます。
本日は、博多献上半幅帯のご紹介です。です。
博多織の代表、献上の半幅帯ですが献上と名付けられたのは、
慶長5年(1600年)黒田長政が筑前を領有するようになってから、
幕府への献上品として博多織を選び、献上するようになりました。
博多織が献上される、それ以前は単に独鈷、華皿浮け柄といわれて
いましたが、それ以来「献上」と呼称されるようになったのです。
正絹の献上は、その結び心地と絹鳴りで古来から愛され続けている
博多織で今回はゆかた用の単衣帯です。
博多織特有のキュッキュッという絹鳴りのする締め心地が気持ちいいです。
結びやすく長時間結んでいても着崩れをおこさない為、人気があります。
紺地や白地の浴衣に、半幅献上帯は変わらない夏の装いです。