「古帛紗(こぶくさ)」色々。
ご紹介 2018年7月31日
岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。
着物を着て綺麗になり、ほめられて自然と笑顔になる、
人作りアドバイザーの山脇寿人です。ご訪問ありがとうございます。
本日は、「古帛紗(こぶくさ)」色々。です。
お茶会やお茶のお稽古で使われる帛紗も2種類あります。
まず、帛紗はお点前の中で道具を拭いたりするのに用います。
お抹茶を点てるときに使う茶杓(抹茶を入れる茶さじ)や
茶器(抹茶が入っている入れ物)を扱うとき、
帛紗(ふくさ)で拭き清めながら使います。
大きさは、流派によって違、男性が紫、女性は赤か朱色が基本です。
また、もうひとつは今回ご紹介の「古帛紗」です。
自分がお茶会や茶事を催した際のお客にお茶を出す時などに
必要となるのが「古帛紗(こぶくさ)」です。
「古帛紗」は、サイズも色も男女の違いはありません。
ただしこの古帛紗を使用するのは裏千家のみで、
その他の表千家・武者小路千家では帛紗をそのまま使います。
一般的には、名物裂(めいぶつぎれ)や緞子(どんす)などが主に
用いられますが、材質や色柄等は様々で
今回は、色々な織り方の「古帛紗」です。
これは、元々「古帛紗」を作られている機屋さんでは無く
色々な織り方で着物地を作られています「職奏田」さんが
端切れで作られた物です。
綺麗な織物ばかりで、見ているだけで楽しくなります。
織の種類は、又別の記事で書きます。