本場久米島紬のご紹介です。
ご紹介 2018年9月27日
岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。
着物を着て綺麗になり、ほめられて自然と笑顔になる、
笑顔作りアドバイザーの山脇寿人です。ご訪問ありがとうございます。
本日は、本場久米島紬のご紹介です。です。
久米島紬は、15世紀後半中国の養蚕産業から
伝わってきたと言われています。
また、日本の紬絣技法は久米島を起点に発達して、
沖縄本島、奄美大島を経て本土に伝えられました。
そして大島紬、久留米絣、結城紬などのもととなり、
日本全国に伝播されていきました。
久米島紬が紬の発祥の地でいわば久米島は日本の紬の里です。
久米島紬は、蚕から取った真綿でつむいだ糸を原料糸として、
天然の草木、泥染めによって染色します。
織りは、手投杼を用いて丹念に手織りで織り上げます。
これらのすべては伝統を踏襲し、
一貫した手作業を一人の織子が行うところにあります。
昭和50年には、伝統工芸品として通産産業大臣の指定を受け、
昭和52年には県の無形文化財として指定され、
さらに平成16年には国の重要文化財として指定されました。
以上久米島紬事業協同組合HPより
経済産業大臣指定の伝統的工芸品と
沖縄県の伝統工芸品の証と
沖縄県織物検査済之証の証紙と
製造者の平良静江さんとあります。
泥染の為地色が焦げ茶色が一般的で
柄はミ・ダヌーの変形と思われます。
少し厚めの生地質ですが久米島紬独特の
光沢と色柄、地入れ後のふわっとした質感など
これぞ久米島紬と言える逸品です。