白生地の別染めが出来上りました。
ご紹介 2018年10月5日
岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。
着物を着て綺麗になり、褒められて自然と笑顔になる、
笑顔作りアドバイザーの山脇寿人です。
ご訪問ありがとうございます。
本日は、白生地の別染めが出来上りました。です。
7月にご注文をいただいた、白生地の別染めが
やっと出来上りました。
今回は、3色も試し染をしていましたので
それなりに時間が掛りました。
見本色を本染する場合、気温や湿度により
見本色と多少ずれる事があり、
その事を心配していました。
特に今回、引き染(反物を広げ、刷毛で端から染める技法)
での別染でしたので、職人さんの技術が諸に染上がりに出ます。
本染に生地に染めていない白生地のままの部分がある事が
引き染の証です。
試し染の赤糸、丸印の色に別染しました。
それも杞憂と思えるほど完璧に見本色と同色に染まっています。
さすがは、染の職人さんです。
この様な職人さんのお陰で、当方もお商売が出来ます。
全く頭が下がります。
また、「揚羽の蝶」の一つ紋も綺麗に入り
後は、お仕立てをして出来上りを待ちます。
糸から白生地を作り、染めて紋入れをして
お仕立上げる。
何人もの職人さんの素晴らしい仕事を
経て1枚の着物が出来上ります。
そしてお客様が、晴れの場でそれをお召しになり
褒められて笑顔のなり、ご満足いただければ
当店に取っても嬉しい限りです。