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長襦袢の衣紋抜きの種類と特徴です。

きもの110番 2018年11月14日

vol.640

 

岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。

着物を着て綺麗になり、ほめられて自然と笑顔になる、

笑顔作りアドバイザーの山脇寿人です。

ご訪問ありがとうございます。

 

本日は、長襦袢の衣紋抜きの種類と特徴です。です。

 

そもそも、衣紋抜きを付ける効用は、着崩れして

「衣紋が詰まる(衿が上に上がって開きが狭くなる)」のを

防ぐために、長襦袢に付けます。 

衣紋抜きに 胸紐を通しておけば、

衿が固定されて動きにくくなるのです。

 

お客様よりお預かりした長襦袢に付いている

衣紋抜きは、ただゴム紐を長襦袢の背縫いの

腰の上位に付いているだけの物でした。

 

これですと、腰ひもを通して引っ張った時に

衣紋抜きが付いている部分だけを引っ張り

下げるだけで、衿も引っ張りますが、

衿がv字に引っ張られてしまい、けれいな衿に

成り難い様です。

画像の衣紋抜きを、衿の中に入れて付けると

衣紋抜きの幅分の衿を引っ張るので、

着付け初心者でも綺麗なカーブで衿を

抜く事が出来ます。

 

今回は、衣紋抜きの取り換えのご要望でしたので

そうさせていただきます。

 

この様に着付けにもちょっとした工夫で、着やすく

着崩れしにくい事がありますので、お困り事が

ありましたらお気軽にご相談くださいませ。

 

まずは、℡0564-22-3259までお電話くださいませ。

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