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訪問着は、絵羽模様の社交着で 幅広く着られる準礼装着です。

きものクリニック 2018年11月22日

vol.647

 

岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。

着物を着て綺麗になり、ほめられて自然と笑顔になる、

笑顔作りアドバイザーの山脇寿人です。

ご訪問ありがとうございます。

 

本日は、訪問着は、絵羽模様の社交着で

幅広く着られる準礼装着です。です。

 

訪問着は、社交着として結婚式、表彰式、パーティー

年賀、お茶会や目上の方を訪問する時など

様々なお場所に着て行く事が出来る着物です。

 

また、訪問着は未婚、既婚の区別なくお召しいただける

黒留袖、色留袖や振袖に代わる略礼装です。

 

生地は、綸子、縮緬、紋意匠、紬などで

模様は、胸から肩、袖から袖付け、

上前の衽から脇、背縫いにかけて

身体を巻く様に続く絵羽模様です。

 

訪問着に紋を付ける場合もありましたが

現在では、訪問着自体が格式がありますので

紋を付ける事は、少なくなりました。

 

八掛は、表生地と同じ生地に表の模様に

関連のある絵柄が付いています。

 

一口に訪問着と言っても、生地や模様付けで

格式が変わります。

 

今では、紬で絵羽模様を織り出した手の込んだ

着物もありますので色々です。

 

帯は、その訪問着の格式や色柄に合った

袋帯や名古屋帯、綴れ帯などを締めます。

 

帯〆や帯揚げ、草履バッグなどの小物も

その訪問着に合わせて揃えると良いでしょう。

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