まだ履いていない草履が、痛みました。
お手入れ 2018年12月1日
vol.659
岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。
着物を着て綺麗になり、ほめられて自然と笑顔になる、
笑顔作りアドバイザーの山脇寿人です。
ご訪問ありがとうございます。
本日は、まだ履いていない草履が、痛みました。です。
当店でお買い上げいただいた草履をお持ちになられたお客様。
まだ1度も履いていない新品のまま下駄箱に保管された草履。
そのお客様には、草履を何足もお求めいただいていますので
何時お求めいただいた品物かの特定が出来ません。
ですが、少なくとも10年近く、年月は経っていると思われます。
そんな草履、一見は何も問題が内容に見えますが
よーく見ると台の革を保護するコーティングが剥がれて捲れています。
私もこの道40年ですが、この様な状態を見るのは、
初めての事なので、お客様には製造元に
問い合わせる由をお伝えして、少しお時間をいただきました。
実際、電話では説明し難いので草履を送るより、お持ちして
直に解決法を伺う様にしようと思っています。
いずれにしても、最善の方法をとる事にします。