帯は、大きく分けると織と染めがあります。
ご紹介 2018年12月6日
vol.664
岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。
着物を着て綺麗になり、ほめられて自然と笑顔になる、
笑顔作りアドバイザーの山脇寿人です。
ご訪問ありがとうございます。
本日は、帯は、大きく分けると織と染めがあります。です。
帯は、着物姿の印象を決める大切なものです。
大きく分けますと、色を染めた糸を織って
模様を織り出して作る織りの帯と
生糸で織った塩瀬地や縮緬地に友禅や刺繍、
絞りを施して模様を描く染めの帯があります。
昔から「染めの着物には、織の帯」と言われていて
フォーマルな場面に着る留袖、訪問着、
セミフォーマルの付け下げには、織の帯を
合わせます。
織の帯と言っても、織りなら何でもという訳でなく
織の帯にもフォーマル用とカジュアル用があります。
フォーマル用には、錦織や綴れ織り、唐織など
重厚な織りで、名物裂の文様、正倉院御物の中の文様
花鳥風月を織りだした物を合わせて、二重太鼓に結びます。
カジュアルな織り帯は、すくい織りや紬織り帯です。
小紋の着物や紬の着物を気軽に、おしゃれに
着こなす時に締める着物好きには、欠かせない帯です。
一方、「織りの着物には、染の帯」と言われます。
カジュアルなお洒落着として着る、大島紬や結城紬、
絣の着物などには、遊び心のある友禅染めの帯や
絞りの帯を合わせます。
ほとんど名古屋帯ですが稀に二重太鼓に締める
染めの帯もあります。
本日から数日にわたり、帯の色々の記事を
アップしていこうと思っています。
本日も、読んでいただきありがとうございました。