袋名古屋帯は、帯芯なしでかがるだけ、 気軽に楽しむおしゃれ帯です。
ご紹介 2018年12月10日
vol.668
岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。
着物を着て綺麗になり、ほめられて自然と笑顔になる、
笑顔作りアドバイザーの山脇寿人です。
ご訪問ありがとうございます。
本日は、袋名古屋帯は、帯芯なしでかがるだけ、
気軽に楽しむおしゃれ帯です。です。
袋名古屋帯は、八寸幅に織られた織りの帯で、
綴織り、紬織り、ななこ織、博多織など地厚に織られています。
素材が地厚ですので、帯芯を入れる必要が無く
たれは、名古屋帯と同様に3尺3寸程、裏に引き返して
お太鼓部分をしっかりさせます。
手先は、20センチほどかがるだけで、
軽く締めやすい帯となります。
生地が薄い帯や柔らかい帯ですと、稀にお太鼓だけに
帯芯を入れる事もあります。
綴織り以外は、気楽に締められますので
初心者の方が着物に慣れる為、締めると良いでしょう。
手先を少ししか、かがってありませんので
その方に合った前帯の幅が調節出来ます。
綴織りの袋名古屋帯は、柄ゆきによって
格式が決まりますが、概ねフォーマルか
準フォーマルの時に締める事が出来ます。
素材や柄ゆきで、おしゃれ着からフォーマルまで
締められる袋名古屋帯は、お持ちになると重宝する
帯です。
本日も、読んでいただきありがとうございました。