当店の新築開店祝いにいただいた、 屏風のご紹介です。
ご紹介 2019年1月2日
vol.691
岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。
着物を着て綺麗になり、ほめられて自然と笑顔になる、
笑顔作りアドバイザーの山脇寿人です。
ご訪問ありがとうございます。
本日は、当店の新築開店祝いにいただいた、
屏風のご紹介です。です。
当店は、今から15年程前の2004年9月に
現在の場所に自宅兼店舗を新築開店いたしました。
その開店祝いに今は、ありませんが京都の問屋さんに
いただいた屏風です。
屏風(びょうぶ)とは、部屋の仕切りや装飾に用いる家具のこと。
木の枠に小さなふすまのようなものを数枚つなぎ合わせて、
折りたためるようにしてある。
「風を屏(ふせ)ぐ」という言葉に由来する。
ウィキペディア(Wikipedia)より
屏風は、奈良時代に中国より伝来し平安時代には
室内の調度品として風景画や名所絵などが描かれました。
桃山時代以降では絵画の大作を発表するための
形式として利用され,名作も多い。
そんな名作には、6枚の面の屏風が2つで1つの作品となる
6曲1双か6枚の面が1つで作品となる6曲1隻などがあります。
画像の屏風は、友禅染めをした地紙に菊の柄と
丸の中に藤を染めた2つを屏風に張り付けてあります。
藤は、4月中旬から5月中旬の季節感で
菊は、10月から12月が旬ですが
現代では、年中菊は見られる花ですので
季節感は、余り気にしなくても良いかと思います。
10年ぶりくらいにこの屏風を出しましたが、
きちんと友禅の仕事がしてありますので
見あきる事がありません。
そんな菊と藤の屏風を新年のしつらえに
使おうと思っています。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。