藍田正雄さんの染帯のご紹介です。
ご紹介 2019年1月22日
vol.711
岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。
着物を着て綺麗になり、ほめられて自然と笑顔になる、
笑顔作りアドバイザーの山脇寿人です。
ご訪問ありがとうございます。
本日は、藍田正雄さんの染帯のご紹介です。です。
2017年7月に亡くなられた江戸小紋師の藍田正雄さんが
染められた名古屋帯です。
江戸小紋の型紙で、帯を染めているのは大変珍しく
他の江戸小紋師の方の品は、見た事がありません。
また、塩瀬は着尺の生地よりも硬いので
難が出易く染める事が難しい生地です。
深山染めと言われる、藍田正雄さんが復元した技法で
ボカシ染になっていて地模様に柄が染めてあります。
型染めをした後にぼかしなどを手差しでする事は
想像できますが、一枚の型紙で染める江戸小紋を
ぼかし染にする事は、並大抵の技術では出来ません。
そこには、染め師としての経験と完成の豊さを
感じさせます。
雪輪の柄で12月位より2月下旬に締めていただくと
季節感が出て一層引き立つ事、間違いありません。
小紋や無地の着物から大島やおしゃれ着まで
締めていただける重宝する名古屋帯です。
この品物にご興味のあるお方様は、
☎0564-22-3259までお問い合わせくださいませ。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。