牛首紬の染帯のご紹介です。
ご紹介 2019年2月8日
vol.728
岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。
着物を着て綺麗になり、ほめられて自然と笑顔になる、
笑顔作りアドバイザーの山脇寿人です。
ご訪問ありがとうございます。
本日は、牛首紬の染帯のご紹介です。です。
白山の麓で牛首紬と呼ばれる独特の紬が織られている。
糸に空気を含ませる独自な糸の処理で綸子のような柔らかな着心地でありながら、
釘抜き紬の別名が残るほど強い織物である。
直木賞作家 高橋 治著「紺青の鈴」より
石川県は白山麓で800年以上前から伝承されている紬です。
紬にしては珍しく織物以外に白生地から後染めする訪問着、
袋帯や名古屋帯があります。
経済産業大臣指定伝統的工芸品に指定されている
牛首紬は、他の紬と比べ圧倒的に生産量が少なく
市場で出回る事が大変珍しです。
そんな牛首紬の染名古屋帯のご紹介です。
現在、石川県牛首紬生産振興協同組合の
加盟している機屋さんは、白山工房さんと
加藤機業場さんの2社だけで白山工房さんの
生産量が圧倒的に多いです。
この染め帯は、生産量が少ない貴重な加藤機業場さんの
白生地に「月輪」を染め揚げた季節感あふれる名古屋帯です。
今の季節に大島紬や御召しなどに合わせて締めていただくと
季節感と相まっておしゃれな着姿となります。
この品物をご覧になりたいお方様は、☎0564-22-3259まで
ご連絡をいただければ有り難いです。
本日もお読みいただきありがとうございます。