明綴れ地、刺繍名古屋帯のご紹介です。
ご紹介 2019年2月12日
vol.732
岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。
着物を着て綺麗になり、ほめられて自然と笑顔になる、
笑顔作りアドバイザーの山脇寿人です。
ご訪問ありがとうございます。
本日は、明綴れ地、刺繍名古屋帯のご紹介です。です。
平成が終わり新元号に変わる年に
昭和50年代初頭の話は、大昔の事となりますが
その頃に大変高価な帯として存在したのが
明綴れです。
私が呉服業界に入ったのが、昭和52年22才です。
その時にお世話になったお店の店主が明綴れをお客様に
お勧めしていたのを目の当たりにして大変驚きました。
当時の明綴れは、400万円前後していました。
貨幣価値の見方は、色々ありますが
今ですと800万円位になると思います。
ですが、平成4~5年に20万円前後の格安の
明綴れが市場を席巻しました。
昭和52年当時の明綴れとは、全く別物でしたが
地風や精巧さは、素晴らしく飛ぶように売れましたので
品物の確に難儀した事を思い出します。
そんな明綴れも今では、ほとんど生産されていませんが
今回ご紹介する刺繍名古屋帯の生地は、
明綴れとなります。
刺繍は、日本よりも糸が細く繊細な表現が出来る
中国刺繍を用い柔らかい色使いの花柄模様を
表わしています。
きちっとした上質感で付け下げや色無地に
ハイセンスなおしゃれ感で小紋や紬に
綴れ地の上品な質感と手刺繍の繊細な表現と
おさえた色彩がフョーマルからカジュアルまで
マルチに使いまわせる名古屋帯です。
シンプルですので、色々な着物との
コーディネートを楽しめる数少ない
名古屋帯です。
このお品をご覧になりたいお方様は、
☎0564-22-3259までお気軽に
ご連絡くださいませ。
本日もお読みいただきありがとうございます。