祝・天皇陛下在位30年、式典でなぜ着物を着ないの?
ブログ 2019年2月25日
vol.745
岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。
着物を着てキレイになり、
ほめられて自然と笑顔になる、
笑顔作りアドバイザーの山脇寿人です。
ご訪問ありがとうございます。
本日は、祝・天皇陛下在位30年、
式典でなぜ着物を着ないの?です。
昨日、天皇陛下在位30年記念式典が
東京・国立劇場で政府主催で行われました。
中継をご覧になられた方も多いと思います。
大変おめでとうございます。
私も最後の陛下のお言葉位より拝見
その時、異変が
陛下が読みあげる原稿の順番を間違えた所、
皇后さまが素早くフォローされました。
その光景が、微笑ましく私の胸にはジーンときてしまいました。
そして安部総理の万歳三唱で幕が閉じました。
ですが、ですが波乃久里子さん以外は洋装です。
天皇陛下、安部総理や菅官房長官はモーニング
皇后さまはマント付のスーツでした。
なぜ、こんな時に着物を着ていただけないのか?
いやお召しになっていただきたい!
他の方も皇后さまがスーツなら
気張った着物で無くて良かったのに。
皇族の方々が着物をお召しにならない理由は
元々皇族の方々は公家の代表だったからと
伺っています。
和服を着用するとなると平安装束となります。
平安装束は洋装と比べると支度やお手入れも大変で
経費も格段に高くなります。
また、「親しみやすい皇室」を
目指しておられる両陛下にとって
かけ離れた衣装となります。
和服ですと色々問題が起きますので
洋装が一番無難となります。
では、いつ頃より洋装になられたかは
明治維新の時「洋装令」が出され
日本に西洋の文化がいっきに入ってきました。
西洋化の波が皇室にも押し寄せ
それからの儀式はほとんど西洋風になった様です。
明治維新が現代の皇室の衣裳にも
影響している事が分かりました。
ですが、ですが、やっぱり皇后さまだけでも
着物をお召しになっていただきたかったです。
残念!!
本日もお読みいただきありがとうございます。