「三方良し」が崩れない様に。
ブログ 2019年3月5日
vol.753
岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。
着物を着て綺麗になり、
ほめられて自然と笑顔になる、
笑顔作りアドバイザーの山脇寿人です。
ご訪問ありがとうございます。
本日は、「三方良し」が崩れない様に。です。
沖縄県辺野古への米軍飛行場
の移設をめぐる県民投票で
反対票が7割
を越した結果となりました。
東京新聞ＷＥＢ版より
がしかし、安倍首相は
『もはや先送りはできない』と
移設方針を堅持する考えを示されました。
沖縄県知事、玉城氏は日米両政府
と三者協議の場を設けるように
求めています。
三者が三者共納得する良い案
があれば一番良いのですが・・・。
これが『三方よし』の考え方です。
『三方よし』は、近江商人の思想・哲学
を伝えたもので事業活動を
『自分よし』『相手よし』『世間よし』
の三方を満足させるように行わなくては
ならない。と言う教えです。
そんな『三方よし』を当店も信条
としています。
当店の『三方よし』は
「問屋さんよし」
「当店よし」
「お客様よし」です。
まずは、問屋さんが最初です。
問屋さんに品物を提供して
いただかないとお客様に
お見せしようにも出来ません。
当店が問屋さんより品物を
買って「問屋さんよし」。
その当店がお客様に品物を
お勧め、お求めいただければ
「当店よし」となります。
品物がお客様の手に渡って
「お客様よし」となります。
これで「三方よし」完了。
みんながニコニコ、
笑顔になります。
ですが、昨日伺った
京都老舗問屋さんは先月末で
会社を解散され最終販売会
をされていました。
すでに書面で会社解散の
お知らせは、届いていました。
今、会社解散すれば黒字清算と
なり会社自体、傷は浅い様です。
この問屋さんはメーカー問屋
と言って、自店で染め出しした
品物が8割以上を占めていました。
ですので、染め出しをしていた
染め屋さんや仕入先また、品物を
卸していた小売屋さんには、
多大な影響が出ます。
この問屋さんだけを仕入先に
されていた小売屋さんなどは
今後、かなり厳しくなると簡単
に予想できます。
その小売屋さんを頼りにして
いたお客様にもご迷惑を
お掛けする事となります。
この様に「三方よし」が崩れると
三方とも良くなくなってしまいます。
そんな原因にならない様、今後
当店（私）も精進しなくてはと
切に切に思いました。
