御料車は職人技の結集、和服も職人技で普通に出来上ります。
ご紹介 2019年4月20日
出典:https://level300.exblog.jp/19725914/
vol.799
本日は、御料車は職人技の結集、
和服も職人技で普通に出来上ります。です。
伊勢神宮を参拝された天皇、
皇后両陛下が乗られた御料車、
トヨタ・センチュリーロイヤルでした。
岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。
着物を装い素敵になり、
ほめられて笑顔になる、
笑顔作りアドバイザーの
山脇寿人です。
ご訪問ありがとうございます。
センチュリーロイヤルは、
センチュリーをベースにしていますが
全く違う車と言って良い程
特別仕様になっています。
全長、全幅、全高も違いますし
後ドアは観音開きに変更
もちろん防弾ガラス仕様に
なっています。
溶接から塗装まで熟練の
職人が手作業で行っており
正に職人技の結集です。
職人技といえば、着物が出来
上ってお召しになれるまでは
職人技の連続です。
型染の最高峰のひとつ、江戸小紋が
出来上るまでもそうです。
型染ですので、まず型を彫るのですが
江戸小紋の型は、伝統的に三重県白子で
彫られています。
型紙は強くて伸縮しない性質の
紙を使います。美濃和紙を柿渋で
ベニヤ状に張り合わせ、燻煙と乾燥に
よる伝統的な製法で作られます。
そこに色々な彫刻刀と技法で
彫ってゆきますが、細かくなれば
なるほど高度な技術が必要で
失敗すれば、その型紙は
使い物になりません。
いよいよ出来上った型を
染屋さんに持ち込んで
職人さんに染めていただきます。
出来上りがこちらの江戸小紋
それにお客様の紋を手縫いで
入れますが、それにも刺繍の
職人さんにお願いします。
そしてお仕立てをして出来
上りですが、いくつもの行程で
それぞれの職人さんが
最高の技術を発揮して
普通の着物が出来上ります。
一見、普通の着物姿ですが
そこにはいくつもの行程と
幾人かの職人の技術が
詰まっています。
職人さんの技術の結晶である
着物をお召しになるだけで
うちに眠るご自分を表現する
最高のツールとなります。
まだ見ぬ、新しいご自分に出会う
可能性を秘めています。
そんなお手伝いもさせていただきます。
それにしてもセンチュリーロイヤル
5,000万円から1億円程の価格で
皇1より皇5まであり皇4は欠番だそうです。
皇室も4は欠番にするんですね。
本日も、お読みいただきありがとうございます。