着物に入れる刺繍紋は、その方のお好みで色々変化します。
ご紹介 2019年5月13日
vol.822
本日は、着物に入れる刺繍紋は
その方のお好みで色々変化します。です。
岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。
着物を装い素敵になり、
ほめられて笑顔になる、
笑顔作りアドバイザーの
山脇寿人です。
ご訪問ありがとうございます。
昨日は、着物に紋を入れなければ
ならない時の抜き紋のお話でした。
今日は、抜き紋でなくても良い場合や
おしゃれな紋入れをしたい時に
刺繍で紋を入れる記事です。
刺繍の紋は抜き紋よりも略式と
なりますが紋を入れないよりも
格式が上がります。
刺繍紋も日向、中陰、陰とありますが
抜き紋よりも格式の違いは、ありません。
繍い方も菅繍(すがぬい)、まつり繍、
相良繍(さがらぬい)、芥子繍(けしぬい)
とあり、繍い方は格式に影響しません。
刺繍紋は、抜き紋では出来ない
その着物やお出掛けになる
お場所に沿ったおしゃれが
楽しめます。
上の画像は加賀紋(かがもん)、4色の色糸で
揚羽の蝶を表わしています。
パーティーや交流会などの時に
良いでしょう。
上の画像は、日向の抜き紋の
周りを刺繍で囲んであります。
ですので、紋全体が大きくなります。
これならば、格式もありながら
おしゃれ感も出せます。
上の画像は、家紋では無く
柄、色合い共お好みでの刺繍、
普通の紋の大きさよりも
大きく刺繍しています。
刺繍ならではのお遊びとなります。
この様に刺繍紋は、着物の雰囲気や
用途、その方のお好みで色々
楽しむ事の出来るアイテムとなります。
本日も、お読みいただきありがとうございます。