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着物の装い方も時代で変化して行きます。

ご紹介 2019年5月18日

vol.827

 

本日は、着物の装い方も

時代で変化して行きます。です。

 

岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。

 

着物を装い素敵になり、

ほめられて笑顔になる、

笑顔作りアドバイザーの

山脇寿人です。

 

ご訪問ありがとうございます。

 

 

今日明日は、地元町内のお祭り。

 

私が小学校、低学年の頃は、

町内のお祭りと言えば

開催日が曜日で無く、

日にちで決まっていた。

 

 

学校の登校日にお祭りがあると、

何々町の児童は、午後から帰宅して

下さいと校内放送され、低学年は

高学年のお兄さんと一緒に帰宅し

お祭りに参加しました。

 

 

 

今では、町内に小学生が3~4人

子供みこしも獅子舞も出来なく

なり、寂しく思います。

 

 

 

 

呉服でも、昔はそれで通用したが

今ではどうかなと思われる事が

あります。

 

 

茶道でお召しになる着物は、

柔らか物(白生地を染めた着物)を

そのお場所や役割によって無地の

着物や付け下げ、訪問着と着分けて

います。

 

 

唯一、結城紬(茨城県結城市で

織られている糸を染めてから

織る着物)の無地に一つ紋を

付ければ茶道の時に着られる

とされていました。

 

 

 

ですが、結城紬は生産量が

少なく高額で一般の方には、

なじみがありませんので

いつしか、そんな装いを

される方が少なくなりました。

 

 

 

ですので、お召しになれる事を

お知りにならない方が多く

本来はお召しになれる

結城紬の無地に一つ紋付着物を

茶道の場でお召しになると

場違いの着物をお召しに

なっていると勘違いされる様です。

 

 

 

 

また、博多織の名古屋帯、献上(けんじょう)は

一年中締める事が出来る帯ですが、

紗献上(しゃけんじょう)と言う夏専用帯が

織られるようになってからは、

以前の様に一年中締められる

献上帯を夏に締められる方が

減りました。

 

 

献上帯

 

 

紗献上帯

 

 

この様に、時代の経過や新製品に

よって慣習や習慣が変わり、

それまでは、良しとされていた事が

変わっていきます。

 

 

ま、それが世の中の習いとか

進化とかになるのだと思います。

 

 

 

それにしても、獅子舞が出来ないと

獅子舞をした時にいただける

お小遣いが貰えなくなるのは

寂しいですし、本人たちは

がっかりですよね。

 

 

お小遣い貰える事も

知らないから大丈夫かな(笑)

 

 

 

本日も、お読みいただきありがとうございます。

 

 

 

 

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