ご存知ですよね？着物、袷からお単衣に衣替え後は早目のお手入れが得策。
きものクリニック 2019年5月23日
ｖol.832
本日は、ご存知ですよね？
着物、袷からお単衣に衣替え後は
早目のお手入れが得策。です。
岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。
着物を装い素敵になり、
ほめられて笑顔になる、
笑顔作りアドバイザーの
山脇寿人です。
ご訪問ありがとうございます。
一昨日の豪雨から昨日は
一転快晴となりいっきに夏の
到来を思わせる日差しと
気温となりました。
暦の上では、6月より衣替えで
着物も袷からお単衣に
お召し替えする時期ですが
早い方ですと5月初旬より
お単衣をお召しになられています。
そんな衣替えをする時に今まで
お召しになっていた、袷の着物を
お手入れにお出し下さい。
着物もですが、着物の下に
お召しになる、長襦袢も意外と
汗を吸ってシワになっていると
思いますので、忘れずに
お手入れにお出し下さい。
汗を吸っている所は
汗シワとなっています。
ご存知の様に、衿や袖口に付いた
着用の汚れの皮脂成分は、
溶剤できれいになりますが
水性の汗は、溶剤では落ちず
汗抜きをしないときれいになりません。
汗抜きをしないままタンスなどに
仕舞い込みますと、時間の経過と
共に汗ジミが黄色っぽく
浮いてきます。
そうなると、汗抜きだけでは
きれいにならず、厄介な事に
なりかねません。
そうなる前に着物も長襦袢も
お手入れにお出しいただいて
汗を吸っている物には
汗抜きをお勧めいたします。
和服のお手入れは、
早目の対応をしていただくと
和服にも懐にもダメージを
軽く出来ます。
ぜひ、早目にお出し下さいませ。
本日も、お読みいただきありがとうございます。
