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父の初盆を終え、慣習から胴懸の染織技術伝承の素晴らしさ。

ご紹介 2019年7月16日

Vol.886

 

本日は、父の初盆を終え、

慣習から胴懸の染織技術伝承

の素晴らしさ。です。

 

 

岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。

 

着物を装い素敵になり、

ほめられて笑顔になる、

笑顔作りアドバイザーの

山脇寿人です。

 

ご訪問ありがとうございます。

 

 

昨年11月2日に亡くなった

父(享年、干支を8周りした96歳)の

初盆を昨日、終えました。

 

 

喪主が兄でしたし、96歳の大往生で

二男の父は11人兄弟、その内1人だけ存命で

名古屋で1人暮らしをしています。

 

 

その他は、兄弟のお嫁さんが4人

おりますが、高齢で運転も出来ず

お家の代替わりもしていると言う事で

葬儀も身内(母と私達子供と孫、ひ孫)だけで

執り行った、いわゆる家族葬でした。

 

 

 

ですので、今回の初盆も兄弟3人と

うちの奥の4人と、お寺さんにお参りを

していただいた質素なものです。

 

 

ですが、こうした事が無ければ

兄弟が同時の顔を合わす事は

あまり無い様に思います。

 

 

ですので、こうした慣習は残して

いきたいもので、その最たる例が、

お祭りでは無いでしょうか?

 

 

各地にそれぞれ特徴のある

お祭りがありますが、

春のお祭りは、田植えの始まりで

「豊作祈願」「無病息災」を

夏のお祭りは、台風や害虫から

作物を守る「風除け」「虫送り」

秋のお祭りは、収穫に感謝する

「感謝祭」の意味がある様です。

 

 

くしくも、今日は京都・祇園祭の

宵山(よいやま)、山鉾に吊られた

駒形提灯に明りが灯り祇園囃子が

流れると、祭りは最高潮を迎えます。

 

 

祇園祭は、京都の夏に疫病が

流行するため、「疫病退散」や

「厄除け」の祭祀として行われました。

 

 

そして、明日は山鉾巡行、

長刀鉾(なぎなたほこ)を

先頭に23基の鉾が都大路を

巡行します。

 

 

先頭の長刀鉾、

5番目の函谷鉾 (かんこほこ)

21番目の放下鉾 (ほうかほこ)

22番目の岩戸山 (いわとやま)

最終23番目の船鉾 (ふねほこ) 

は「くじ取らず」で順番が

決まっています。

 

 

そして、鉾の胴体部分の装飾は

京都の染織の粋を集められて

作られています。

 

 

そんな事も京都で染織が昇華

発展してきた理由かもしれません。

 

 

いずれにしても、昔からの慣習を

受け継ぐ事で技術の伝承や向上があり、

兄弟も顔を合わせる事が出来ます。

 

 

今度、顔を合わせるのは11月の

1周忌となる事でしょう。

 

 

 

本日も、お読みいただきありがとうございます。

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