結婚式でお召しになった留袖その後のお手入れは?
ご紹介 2019年11月6日
Vol.997
本日は、結婚式でお召しになった留袖
その後のお手入れは?です。
岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。
着物を装い素敵になり、
ほめられて笑顔になる、
笑顔作りアドバイザーの
山脇寿人です。
ご訪問ありがとうございます。
昨日は、少し冷え込んだ
一日となり、これから秋が
深まるのかと思われます。
段々寒くなると体の柔軟性が
損なわれて、腰や膝を
痛める事があります。
そんな時、モラッド式体操指導を
されている、毎日ブログセミナーの
先輩「きたさん」こと
北川由佳さん(ブログはこちらを)に
身体を見てもらえれば安心です。
そのきたさん
娘さんが今月2日に華燭の典を
挙げられて幸せ満点。
でも、いつでも実家に
帰って来ていいいよって、
耳打ちしているみたいです。
そんな、きたさんが結婚式で
留袖をお召しになり
それはもう、素敵な装い。
でも、着用後のお手入れで
困られているご様子。
親戚の方に、
絶対クリーニングに
出してはダメと念を
押されているみたい。
その親戚の方が、和服を
クリーニングに出されて
どんな被害を被ったか
分かりません。
が、苦い経験をされている
事は間違いないです。
では、何故こんな思いを
されるかを想像しますと。
和服専門の悉皆屋さんでは
あり得ないことが
街のクリーニング屋さんでは
行われています。
お客様のお友達が
着物の衿の汚れを取るために
クリーニング屋さんに
出した所、衿の色が抜けて
戻ってきたそうです。
しみ抜きには、色々な
方法があります。
クリーニング屋さんは
機械でしみ抜きをされる
場合が多く、これですと
シミも取りますが
地色まで抜けてしまう事が
あります。
和服専門の腕のいい悉皆屋さんなら
色が抜けた所は修正が出来ますが
そのクリーニング屋さんには
その技術がなかったのでしょう。
地色が抜けたままでした。
こんな事を体験されると
クリーニング屋さんに
出してはダメと思っちゃいます。
でも、一度袖を通した和服は
知らない所でシミが付いてたり
汗を吸ってシワになっています。
また、時を経て出てくる
シミもありますので
今後、お召しになる予定が
無ければ和服専門の
悉皆屋さんにお手入れに
出される事をお勧めします。
それにしても、結婚式の様な
お喜び事の報告があるとこちらも
気持ちが晴れやかになりますね。
末永くお幸せに!
本日もお読みいただき、ありがとうございました。