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和装のコーディネートに存在感がある帯〆。

ご紹介 2019年11月7日

Vol.998

 

本日は、和装のコーディネートに

存在感がある帯〆。です。

 

岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。

 

着物を装い素敵になり、

ほめられて笑顔になる、

笑顔作りアドバイザーの

山脇寿人です。

 

 

ご訪問ありがとうございます。

 

 

和装のコーディネートと言うと

着物と帯の取り合わせを

思われると思います。

 

 

 

勿論、着物と帯の取り合わせが

最優先です。

 

 

年齢、着用のシーン、季節感などで

着物と帯を選びますが小物選びも

重要です。

 

 

特に気を使ってほしいのは

重ね衿と帯〆。

 

 

重ね衿は、顔の近くで

差し色になるので要注意。

 

でも、着用のシーンや

フォーマル以外では

付ける事が稀になります。

 

 

小物でも帯〆は、殆どの場合

締めますし、案外存在感が

あります。

 

 

そんな帯〆は、糸を組んで

ひも状にした物で組紐と

呼ばれています

 

 

もともと組紐は 仏教の経典を

まとめて結ぶものとして

飛鳥時代に中国から 日本に

伝わったのが始まり。

 

 

そして 組紐が日本で大きく

進化したのは 武士の武具甲冑の

紐として 使われたからです。

 

 

矢を通さない堅さと 動きやすい

しなやかさを持つように研究され

色々な組み方が生まれます。

 

 

そして、帯の上に結ぶ

帯〆として使われるのは、

江戸時代後期位で

歴史的には新しいのです。

 

 

 

帯〆としての組方の基本は

大きく分けて4種類。

 

 

 

左から丸組(まるくみ)、平組(ひらくみ)

冠組(ゆるぎくみ)、三分紐(さんぶひも)

となります。

 

 

丸組は、 断面が丸になる組み方のもの

平組は、 断面が薄く平らになる組み方

冠組は、 断面が長方形になる、

平組より厚みがある組み方。

三分紐は、平組の一つですが

帯留を通すため細くて

長さも短いです。

 

 

まだまだ、他の組方も

ある様ですが特殊になります。

 

 

また、フォーマル用と

おしゃれ用があり。

一般的にフォーマル用は

平組が多いです。

 

 

また、留袖や色留袖の時は

金糸銀糸や白色の帯〆を

不祝儀の時は、黒色を

締めてください。

 

 

 

それに対しておしゃれ用は

平組も丸組もあり、お好みで

お選びください。

 

 

そして、房をなくして

こんな可愛い感じの

ぼんぼりにしている物もあります。

 

 

 

 

また、帯〆メーカーとして

360年の歴史を持つ組紐界の

ガリバー、道明(どうみょう)さん。

 

 

流石に品物は一級品で

見るからに締めやすそうで

高級感が溢れています。

 

 

 

同じ着物と帯の装いでも

帯〆を替えるだけで

雰囲気が変わります。

 

 

 

どうぞ、ご自分に合った

小物をお選びくださいね。

 

 

ご相談も承ります。

 

 

 

 

本日もお読みいただき、ありがとうございました。

 

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