松の内が明けた日に和装に欠かせない「梅」柄を思う。
ご紹介 2020年1月16日
Vol.1064
本日は、「松の内が明けた日に
和装に欠かせない「梅」柄を思う。」です。
岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。
最適な和装で笑顔あふれるご提案!
貴方の和装・お助けマン
山脇寿人です。
ご訪問ありがとうございます。
今日1月16日は、松の内が明けた日で
お正月気分も抜けて、松飾を片づけたり
お正月用の設えを終え、生活を日常に戻す
区切りの日。
この頃は、年末感もお正月感も
以前と比べてなくなり
もうすでに日常に戻られている
事と思います。
でも、この季節に和装では
欠かせない柄があります。
初春を代表する季節の花
と言えば「梅」です。
和装では、桜や菊に並んで、
以前から様々に繰り返して
使われている図柄です。
梅だけの柄なら
新春から3月中旬まで
竹や松を添えれば
松竹梅となり季節を
問わずおめでたい
柄付けとなります。
梅だけの柄ですとその時期しか
お召しになれない贅沢な
和装となります。
そして思いのほか沢山の
和装に「梅」の図柄が
使用されていました。
以上3点は、付下げに
染めてある「梅」。
1番上は、梅に松
2番目は、梅に菊
3番目は、梅に紅葉。
構図や色出しは、それぞれ
違いますが、すべて「梅」が
絡んでいます。
上図2点は、長襦袢地で
「梅鉢」柄。
「梅鉢」とは、「梅」の花を
正面から見て図案化したもの。
主に、紋に使います。
この様に和服の柄付に
欠かせない、初春を感じさせる
「梅」模様。
そんな「梅」、あと2週間ほどで
漂う香りが待ち遠しいですね。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。