着物は世界に誇る民族衣装。
ご紹介 2020年2月25日
お借りしました。
Vol.1107
本日は、「着物は世界に誇る民族衣装。」です。
岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。
最適な和装で笑顔あふれるご提案!
貴方の和装・お助けマン
山脇寿人です。
ご訪問ありがとうございます。
着物専門誌の草分け
『美しいキモノ』は
今年で創刊67年を迎えます。
元々は1953年に『婦人画報』の
別冊としてスタート、
『美しいキモノ』は
すぐに独立した季刊誌となりました。
着物専門誌の草分け、
かつNo.1誌として今日まで
刊を重ねています。
そんな『美しいキモノ』の
最新「春」号が先日、届きました。
その中に染織・絹文化研究家の
富澤輝実子さんが着物が千年を
超えて生き続ける理由と価値に
ついての記事に目が留まりました。
一部を抜粋しますと。
洋服は、デザインを着る衣服
着物は、模様を着る衣服とあり。
薄手のジョーゼットがあり
その生地を見て出来上がりを
言い当てられる人はいません。
ブラウスになるかもしれませんし
衿も袖もないワンピースか
夏のパンツスーツになるかも
しれません。
洋服の生地は、デザイン次第で
何にでもなれる素材です。
着物は、白生地を1色で染めていれば
色無地の着物となり、繰り返し
同じ模様が染まっていれば
小紋となります。
色無地・色々 小紋・色々
華やかな絵羽模様が染められて
居れば、訪問着となり
黒地に立派な絵羽模様があり
ところどころに小さな白い円が
あればそれは黒留袖となります。
訪問着 黒留袖
着物にとって生地は、単なる素材ではなく
お仕立て上れば何になるか決まっている
特別な素材と言う事が出来ます。
しかも生地の時点で美術的
工芸的に価値が大変高いものです。
と書かれています。
これは、和服の最大の特徴で
デザインはすべて同じで
色や柄付けした時点で
出来上がる物が決まっています。
また、日本画の大家が塩瀬の
白生地に素描きをした帯が
ありますし、
染色の大先生が染色の作品を
額装すればデパートの
美術部で売られます。
皆川月華先生作 染帯 同・額装
この様に生地自体が
美術品的にも工芸品的のも
大変価値の高い民族来衣装は
世界的にも滅多に見当たりません。
そんな価値ある和服、
お召しになってみませんか?
タンスに眠っているお宝和服などで
お困りのお方様はお気軽に
ご連絡くださいませ。
電話0564‐22‐3259
メールkimono@ichikoshi.com
までどうぞ。
本日もお読みいただき
誠にありがとうございました。