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3月4日、お雛様は後ろ向きにすれば大丈夫着物は後ろ姿も重要です。

ご紹介 2020年3月4日

Vol.1115

 

 

 

本日は、「3月4日、お雛様は後ろ向きにすれば大丈夫

着物は後ろ姿も重要です。」です。

 

 

 

岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。

 

 

 

最適な和装で笑顔あふれるご提案!

貴方の和装・お助けマン

山脇寿人です。

 

 

ご訪問ありがとうございます。

 

 

今日は、3月4日。

「ひなまつりが終わったら

すぐに雛人形をしまわないと

婚期が遅くなる」という

言い伝えがあります。

 

 

 

それはあくまでも俗説で

お節句が過ぎたのにいつまでも

雛人形を出しておくような

だらしなさを戒めるための警告に

近いものだとされています。

 

 

 

ですが、その言い伝えが出来ない時

4日に片づけられない時は

お雛様を後ろ向きにしておけば

大丈夫と言う言い伝えもあります。

 

 

 

お雛様の十二単、後ろ側は

裳(も)と言う布を腰に当てて結び

後ろに垂れて引きます。

 

お借りしました。

 

 

 

その裳の腰に当たる固い部分を

「大腰(おおごし)」といい、

その左右から分かれて左右脇より

下へ引くものを「引腰(ひきごし)」

と言います。

 

 

 

後ろ姿も綺麗です。

 

 

 

現在の着物の後ろ姿

帯のお太鼓柄が目立ちます。

 

お借りしました。

 

 

 

帯は本来細い紐帯だった為

前結びでしたが、江戸中期より

帯の幅が広くなっていったため

後ろ結びとなっていきます。

 

 

お借りしました。

 

 

帯が前結びだと家事などが

しにくいのですが、

上流社会の女性は自分の手を

使わなくても身のまわりの

お世話をしてくれる人がいるため

前結びだった様です。

 

 

 

帯を後ろで結ぶ事が

一般的となりましたので

お太鼓は後ろの顔と言われる

様になりました。

 

 

 

 

着物姿の前側は、着物に帯

帯〆に帯揚、半衿に重ね衿

ぞうりに足袋、そして

何と言っても顔があります。

 

 

 

でも、後ろ側は着物と帯

頭とかかとしか見えません。

 

 

お借りしました。

 

 

そこで気を付けたいのが

着物とお太鼓の色柄合わせや

お太鼓とたれの柄合わせや

着方も重要となります。

 

 

お借りしました。(お太鼓とたれの柄がピタリ)

 

 

また、着方も衣紋をきれいに

抜いたり、裾をつぼませると

シルエットが美しくなります。

 

 

お借りしました。

 

 

この様に後ろ姿も

気を付けていただくと

着物姿が一層素敵となり

お褒めいただけます。

 

 

 

そんな貴女の着物生活

応援いたします。

 

 

 

 

本日もお読みいただき

誠にありがとうございました。

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