東京国立博物館での「きもの」展、 図録のご紹介です。
ご紹介 2020年6月28日
Vol.1233
本日は、「東京国立博物館での「きもの」展、
図録のご紹介です。」です。
岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。
最適な和装で笑顔あふれるご提案!
貴方の和装・お助けマン
山脇寿人です。
ご訪問ありがとうございます。
明後日6月30日より東京国立博物館
平成館にて開催される特別展
「きものKIMONO」。
副題に「それはニッポンの花道」
と書いて「ランウェイ」と読ませます。
何と魅力的な言葉「ランウェイ」。
いかにも、「主役です!」という響き。
そんな「きもの」展の図録が
届き内容を見てみました。
これが何とも凄いのです。
何が凄いと言うと作品目録。
公共機関では、東京国立博物館
京都国立博物館や静岡美術館に
千葉民族博物館、奈良美術館などなど。
民間からは、愛知松坂屋コレクション
Jフロントリテイリング資料館、
東京・丸紅株式会社、(株)三越伊勢丹に
東京・徳川記念財団。
海外では、アメリカのメトロポリタン
美術館やボストン美術館、
イギリスの国際ジョディエフ財団。
また、文化庁や神奈川・鶴岡八幡宮
京都・高台寺、金沢・妙法寺より
作品が集められています。
これだけ多岐の渡り、作品を
集めるにはどれ程の手間が
掛った事でしょう。
それも日程が、延期となり
保管も並大抵ではなかったと
思います。
そんな事を思いながら
ペラペラとページをめくると
飛び込んできたのがこのページ。
何とも「きもの」展では
珍しい江戸の火消しの半纏。
「江戸の華」と言われた火事に
立ち向かう火消したちは
火消半纏に勇壮な描絵を施し
肌には刺青を入れていたそうです。
紺地の木綿に刺し子を施した
半纏の上から水をかぶって
火消に当たりました。
そして、無事仕事が終わると
半纏を裏返し、裏地の描絵を
自慢気に見せて帰るのだそうです。
何とも男気があり粋じゃあ
ありませんか。
そんな「きもの」展、図録
明日より少しずつ気になった
ページをご紹介いたします。
それにしても本物を見るのが
待ち遠しいです!!
本日もお読みいただき
誠にありがとうございました。