夏の袋名古屋帯に硬さを出す為カラー芯を入れます。 | 着物・貸衣装・レンタルなら岡崎の「いちこし」へ。

呉服のいちこし

0564-22-3259

ブログ

夏の袋名古屋帯に硬さを出す為カラー芯を入れます。

ご紹介 2020年7月18日

Vol.1252

 

 

 

 

本日は、「夏の袋名古屋帯に硬さを出す為

カラー芯を入れます。」です。

 

 

 

岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。

 

 

最適な和装で笑顔あふれるご提案!

貴方の和装・お助けマン

山脇寿人です。

 

 

 

ご訪問ありがとうございます。

 

 

 

今朝方の雷、凄かったです。

それも1回ではなく何回も

轟音がしていて、雨足も

容赦ない程の爆音でした。

 

 

 

 

そして雨が小降りとなったので

当店前の菅生川の水位を見てみたら

随分、上がっていてビックリしました。

 

 

 

 

 

思わぬほど上流では雨が

降ったんですね。

 

 

 

 

思わね事と言えば、

先日のお客様、昨年お求めいただいた

夏の帯が柔らかくて結び難いとご来店。

 

 

 

 

それは、麻の糸で織り上げた

袋名古屋帯。

 

 

 

 

帯にもいろいろな種類があります。

一概には言えませんが、

フォーマル系の着物に締める袋帯と

カジュアル系に結ぶ名古屋帯。

 

 

 

 

その名古屋帯の中でも

お仕立て前の帯幅が

9寸(約33.8㎝)ある九寸帯。

 

 

 

 

帯幅が8寸(約30㎝)の

袋名古屋帯があります。

 

 

 

 

帯の出来上がりの幅は

8寸(今は8寸2分ほど)ですので

名古屋帯は芯を入れて

出来上がり8寸2分程にします。

 

 

 

 

 

で、袋名古屋帯は8寸(8寸2分)を

そのままの幅でお仕立てします。

 

 

 

 

ですので、袋名古屋帯は

基本的には芯を入れません。

 

 

 

 

 

でも、芯を入れないと帯の持つ

硬さのみでお太鼓を作るので

硬さが無いと締めにくいですし

お太鼓の形を保つことが

難しくなります。

 

 

 

 

こんな時は、お太鼓に

芯を入れて硬さを出します。

 

 

 

で、夏物の場合透けるので

入れる芯の色で見え方が変わります。

 

 

 

 

 

 

色々な色の帯芯を、

合わせてみました。

 

 

 

 

が今回は、明るく見える

クリーム色の芯を選びました。

 

 

 

 

 

これで、柄もはっきりしますし

硬さも出て締めやすくなります。

 

 

 

それにしても、雷も雨も

ほどほどにしてほしいものですね!

 

 

 

本日もお読みいただき

誠にありがとうございました。

記事一覧に戻る

先頭へ

Copyright (C) ICHIKOSHI All Rights Reserved.