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長梅雨で野菜が高騰、地産地消でない山形県置賜地方の織物。

ご紹介 2020年7月31日

Vol.1265

 

 

 

 

本日は、「長梅雨で野菜が高騰

地産地消でない山形県置賜地方の織物。です。

 

 

 

 

岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。

 

 

 

最適な和装で笑顔あふれるご提案!

貴方の和装・お助けマン

山脇寿人です。

 

 

 

ご訪問ありがとうございます。

 

 

 

東海地方も長い梅雨が

週末か来週にも明ける様です。

 

 

 

ウエザーニュースより

 

 

 

それにしても、カラッとしない

どんよりお天気が続きましたね。

 

 

 

どんよりしたお天気は、

気持ちも晴れませんが、

野菜にも影響があったそうです。

 

 

ヤフーニュースより

 

 

日照時間不足で全国の野菜の

お値段が上がっている様です。

 

 

 

 

 

で、当店在住の愛知県は

全国でも有数の農業県。

 

 

 

昨今、特の叫ばれる地産地消。

地元でとれる農林水産物を

地元で消費する活動に

拍車が掛ると思われます。

 

 

 

 

 

で、この地産地消、衣服も

その様な時代がありました。

 

 

 

 

 

元々、庶民の衣服はその地方で

採られた糸をその地方の

気候に合った織物にして

着ていました。

 

 

 

お借りしました。

 

 

 

三河木綿や伊勢木綿、

松坂木綿などは紡績技術が

高く地元で消費されていました。

 

 

 

それが旅人の口伝で江戸でも

人気の織物になったのです。

 

 

 

 

また暑い地方の沖縄では、

芭蕉布を奄美や鹿児島では、

大島紬が織られています

 

 

 

芭蕉布、お借りしました。

 

 

 

いずれも身に着けた時に

風が通ったり、肌触りが

ヒンヤリする織物です。

 

 

 

 

また、茨城県や新潟県など

寒い地方では、真綿系の

糸を使い肌触りの暖かい

反物を織っています。

 

無形文化財、本場結城紬 お借りしました。

 

 

 

奄美大島や鹿児島の機屋さんは、

技術の差や個性はありますが

どの機屋さんも大島紬を生産しています。

 

 

 

 

また、茨城県結城市では

無形文化財の本場結城紬か

結城紬ばかりを織っています。

 

 

 

 

この様に暖かい地方は

風が通りヒンヤリする織物を

寒い地方は、暖かさを維持する

織物を作るのです。

 

 

 

 

また、現在では京都西陣と言えば

帯の産地ですが、本来は都の

高尚な御召し生地を織っていました。

 

 

 

お借りしました。

 

 

 

その土地の気候風土、需要に

即した反物を織る事が一般的

だったのです。

 

 

 

 

それが、山形県は米沢と白鷹、長井を

置賜地方と言いますがそこでの機屋さんは、

皆違う個性的な織物ばかり生産しています。

 

 

 

 

 

 

お借りしました。

 

 

昨日の記事では、真綿系の

織物、株式会社新田さんの

紅花紬をご紹介しました。

 

 

 

同じ米沢でも株式会社白根澤さんは

絲織(いとおり)やもじり織が特徴。

 

 

 

 

 

白鷹紬は、全国でもここでしか

織られていない板締めの

白鷹お召しを生産。

 

お借りしました。

 

 

また、長井紬は新潟県十日町より

技術者を招いて絣を学び、柄は

沖縄県の琉球絣を取り入れて

米琉絣を主に生産しています。

 

 

お借りしました。

 

 

 

この様に同じ産地でも違う

織物を生産する置賜地方

 

 

 

これ非常に珍しいのですが、

これは上杉鷹山の遺産。

 

 

 

藩財政を立て直し豊かにする為、

外貨を稼ぐ必要があった鷹山。

 

 

 

それは、それまで紅花などの素材を

販売していたのを、それを基に

地元で色々な製品にして外貨を

より稼ぐ方法だったのです。

 

 

 

 

この様に特殊な環境の置賜地方

皆さんが切磋琢磨して非常に

優れて製品が出来ています。

 

 

 

 

それにしても早くカラッと

したお天気となり野菜の値段が

下がると良いですね。

 

 

 

 

 

本日もお読みいただき

誠にありがとうございました。

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