敬老の日に世界最高齢の田中カ子(かね)さんと江戸しぐさ「老入り」を考える。
ブログ 2020年9月21日
Vol.1318
本日は、「敬老の日に世界最高齢の田中カ子(かね)さんと
江戸しぐさ「老入り」を考える。」
岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。
最適な和装のご提案で貴方を笑顔にいたします!
貴方の和装・お助けマン、 山脇寿人です。
ご訪問ありがとうございます。
今日は、9月21日月曜日、
敬老の日です。
そんな敬老の日の前々日19日に
福岡市東区の田中カ子(かね)さんが
国内最長寿記録を更新されました。
NHKNEWSWEBより
その時、117歳261日、また昨年
3月には、存命中の世界最高齢と
ギネス・ワールド・レコーズ社から
認定も受けています。
カ子は、アメリカのライト兄弟が
世界初の有人飛行を成功させた
1903(明治36)年1月2日生まれ。
同年生まれの著名人は
世界的な映画監督の小津安二郎
小説家・山本周五郎、プロレタリア文学
の旗手・小林多喜二、作家・林芙美子
詩人・草野新平、作詞家・サトウハチロウ。
もう、教科書に出てくる名前の
オンパレード。
家族は、3年後の大還暦(120歳)
を元気で迎えてほしいと
願われています。
世界でも有数の長寿国、日本。
でも江戸時代はそうでもありません。
着物手帳、今週の江戸しぐさは
「老入り」(おいり)。
隠居して若い人を引き立てる
役目。四十歳を過ぎると、
そろそろ世代交代の準備に
入るのが江戸の習わしだった。様です。
人生50年の時代ですので四十歳を
過ぎると隠居の身となったのでしょう。
で、現在に置き換えれば70歳後半
80歳位からが「老入り」でしょうか?
また、この解説の中で興味深いのが
「隠居して若い人を引き立てる役目」。
隠居してのんびり暮すのではなく
若い人を引き立てる。
また、別の解説では、人生の先輩
として凛としたものを持ちながら、
若い人たちを笑わせ、引き立て、
良いものを伝えていく事を目標とす。
とあります。
私は現在、64歳。80歳代の方から
見れば、「まだまだ、ケツが青い」
と言われそう。
これからは、良い年の取り方をして
若い人たちを笑わせ、引き立て、
良いものを伝えていく「老入り」を
目標にしていかなければと
思った敬老の日です。
それにしてもカ子さん、
年上の彼氏が欲しいと
言ったとか言わないとか!
そんな人、世界中探しても、
いないじゃんね!?
本日もお読みいただき
誠にありがとうございます。