「炉開き」のお茶会用、男物着物一式に畳表の雪駄を。 | 着物・貸衣装・レンタルなら岡崎の「いちこし」へ。

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「炉開き」のお茶会用、男物着物一式に畳表の雪駄を。

ご紹介 2020年11月5日

Vol.1365

 

本日は、「「炉開き」のお茶会用、男物着物一式に畳表の雪駄を。

   

 

岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。

 

貴女とお場所に合った最適和装をご提案!

貴女の和装のお助けマン、 山脇寿人です。

 

 

ご訪問ありがとうございます。

 

 

 

再来週の日曜日、11月15日に

「炉開き」のお茶会に参加される

お客様。

 

 

 

ご夫婦で茶道を始められて

初めてのお茶会。

 

 

 

 

お茶会と言っても先生と

生徒さん総勢5名のお茶会です。

 

 

 

ですが、お茶会はお茶会!

 

 

 

 

 

ここで「炉開き」のご説明、

炉とは、畳の部屋(和室)に

約42㎝四方の穴を開けた

小さな囲炉裏の事。

 

お借りしました。

 

 

 

そこに五徳を入れ炭を組んで

火を付けます。

 

 

 

炭と五徳の上に釜を掛け

湯を沸かし、お茶を点てるのです。

 

 

 

 

11月に「炉開き」をするのは

天候が寒くなり部屋全体を

大きな釜を掛け暖を取るため。

 

 

 

4月までは、この様式で、

蒸し暑くなる5月からは

「風炉」(ふろ)となります。

 

 

お借りしました。

 

 

 

「風炉」とは、持ち運び出来る

金属製の容器に小ぶりの釜を

お客様より離して置きます。

 

 

 

 

その初めてのお茶会に奥様は

お手持ちの和装で、ご主人は

スーツをご用意されていました。

 

 

 

 

 

そのお話、お母様より伺い

今後、茶道をお続けになられる

なら「男物一式新調を!とご提案。

 

 

 

 

ご提案に同意いただいて

早速、着物地、羽織地

袴地に長襦袢をお求め

いただきました。

 

 

 

その時、履物の事でご質問。

 

 

 

男の履物、下駄と草履と雪駄が

あるがどの様な違いなのか?

 

 

 

まず、下駄はゆかたや綿の着物など

普段に履くカジュアル系。

 

 

 

 

 

草履と雪駄では、草履は女物

雪駄は男物というイメージです。

 

 

 

が、男物の草履もあるので

どう違うか?

雪駄は草履の一部なのです。

 

 

 

 

 

 

 

で、雪駄と言えば「畳表」が

代表格。

 

 

 

今では、見る事が少なく

なりましたが表は本畳、底は

本革で黒か白の革の鼻緒を

付ければ文句なしです。

 

 

 

 

 

今回は、白い革の鼻緒を付けられ

足元も礼装感が出ました。

 

 

 

お借りしました。

 

 

 

足元が決まると全体に締まります。

これで何処にでも行く事が出来る

様になりました。

 

 

 

たかが履物、されど履物。

これで茶道のお稽古も

続けられる事でしょう。

 

 

 

 

 

本日もお読みいただき

誠にありがとうございます。

 

 

 

 

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