今日からの72候「地始凍」(ちはじめてこおる)織物も身体も良い対応が必要です。
ご紹介 2020年11月12日
Vol.1371
本日は、「今日からの72候「地始凍」(ちはじめてこおる)
織物も身体も良い対応が必要です。」
岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。
貴女とお場所に合った最適和装をご提案!
貴女の和装のお助けマン、 山脇寿人です。
ご訪問ありがとうございます。
今日11月12日より72候は
「地始凍」(ちはじめてこおる)。
大地が凍り始める時季
夜の冷え込みが一層厳しく
なり冬の訪れをハッキリ肌で
感じられる季節。とあります。
日毎に寒さが増してこの時期に
霜柱を見たのは子供の頃。
霜の降りるような夜に
地中の水分が凍ってできる
氷の柱が霜柱なのだそう。
だから、土があらわになった
柔らかい所で観られる様です。
土と言うのは、水分を一定時間
含む事が出来る為、霜柱も
出来るのです。
そう、土間が夏は涼しく、冬は
底冷えを感じるのも土が水分を
含んでいるがゆえです。
この為、西陣の手機では糸に
適切な湿度を持たせる為、織機を
家中の土間に置いてあります。
夏は、風を入れない様に窓を閉め
冬は、小さな電気ストーブを
傍に置いての作業。
エアコンで湿度が損なわれない様
年間通して、稼働せずに機織りをします。
湿気が足りない時は、土間に
じょうろで水を撒いて湿度を
保ちます。
それ程、糸と湿度は微妙な関係
細かい柄、精密な柄を織るには、
細い糸を使います。
細い糸ほど、切れやすく
繊細な扱いをしなければ
なりません。
それに依って日本が世界の誇る
事の出来る、西陣織の帯が
出来上がるのです。
私の傷口も丁寧に、清潔さを
保たなければなりません。
家田病院の先生やスタッフの
適切なな対応で本日無事に
退院してきました。
今後は、マイセルフで繊細な
処置をして再発をしないよう
心掛けます。
皆様、ありがとうございました。
それにしても、風が冷たく
なりましたね。
身体に堪えます。
本日もお読みいただき
誠にありがとうございます。