今日より小雪で虹蔵不見、和装は羽織り物を整えましょう。
ご紹介 2020年11月22日
Vol.1381
本日は、「今日より小雪で虹蔵不見、
和装は羽織り物を整えましょう。」
岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。
貴女とお場所に合った最適和装をご提案!
貴女の和装のお助けマン、 山脇寿人です。
ご訪問ありがとうございます。
今日11月22日より24節季は
「小雪」(しょうせつ)72候は、
「虹蔵不見」(にじかくれてみえず)。
「小雪」は、北国から雪の便りが
届く頃ですが、まだ本格的な冬の
訪れではありません。
雪といってもさほど多く
ないことから、小雪と言われた
のだそうです。
次第に冷え込みが厳しく
なってきますので、冬の備えは
整えておくと良いでしょう。
また、お歳暮の準備をする
目安にもなる様です。
「虹蔵不見」は、虹を
見掛けなくなる時季の事。
晩秋から冬にかけて、余り
虹をみることはありません。
日差しが弱まり、空気が乾燥する
この時期は虹が見えたとしても
ぼんやりとしていてすぐに
消えてしまいます。
日差しが弱まり、冷え込みが
厳しくなる頃の和装では
裏地を付けた袷の羽織る物を
装います。
それが、道中着や道行コートなど
でも良いのですが羽織も侮れません。
羽織は、コート類と違い
室内でもお召いただけるので
重宝する場面もあります。
そんな羽織をご注文いただき
お仕立て上って来たのがこちら。
縞の地紋のある生地にベージュを
地色にして葉を線描き表した小紋。
葉は、大柄ですが線描きの為
大柄に見えず、羽織柄で非常に
良い羽織が出来上がりました。
これなら織物の上でも染物にも
羽織っていただけますので
これからに時期、出番が多く
活躍します。
この様にその時期であった
お召物に替える事で季節感が
出たり、着心地も良くなります。
それにしても今年は、暖かい日が
続きますね。
本日もお読みいただき
誠にありがとうございます。